「好き」だけでいい
僕は邦楽しか聴かないとか洋楽にしか興味が無いとかいう考えはよくわからないんだけど結局言語の壁って大きいんだろうなって思う。
歌詞の意味がわからない。
歌詞のどこにどういう思いを込めて歌ってるのかが伝わってこない。
非常にわかりやすく納得もできる理由。
まあ確かに。
でももったいないとも思う。
結局曲とか音楽の力でも越えられない言語の壁。そんなもんか…
そんなもんなのか!?
音楽の力ってそんなもんなのか!?!?!?
言葉が伝わらなくても伝わる音楽もあるんじゃないのか!?
言語が伝わらないから受け入れられない音楽って結局、音楽の壁を越える力のない音楽だっただけじゃないのか!?
音楽が伝えるのは歌詞だけか!?
ミュージシャンが表現してるのは全身全霊の音、歌詞、パフォーマンス…………全部!
だろ!!!
そんなことを思っていた中、僕の好きなミュージシャンが4年半ぶりにアルバムをリリースした。
日本では先行で2日早くリリースされた。
lightning bolt のアルバム
Sonic Citabel (音の城塞)
アメリカのノイズ・ロック・デュオ、lightning bolt
その特徴はなんと言ってもベースとドラム(兼ボーカル)のデュオということ
ベースとドラムのデュオ?変なの🤨
って思う人が少なからずいるかなとは思うから言っとくけど曲を少しでも聴いたらその疑問符は全て剥がれ落ちると思うよ
完成されすぎてる。まさしくlightning bolt!!!
稲妻の名前そのままで、足元をすくわれそうな疾走感。いきなり首根っこ掴まれてベースとドラムでぶっ叩かれたかのようなサウンド
まさにlightning bolt…(2回目)
爆発するかのように襲いそして消える時は嵐のように立ち去る。って感じ
ちょっと待って!
このブログで言いたいことはlightning boltいいぞって話じゃないんだ。それは確かなことだけどそれじゃないんだ。
まだ閉じるのは早い。もう少しだけ付き合って
上の動画を少しでも聴いた人はもうベースとドラムだけで大丈夫?とは言わないだろうね。
この2人でいい。それでいいと納得してる自分がいると思う。(思わない人もいると思う。むしろこんなジャンル刺さらない人の方が多いんだろう。それはわかってる。)
そこでこう思ってる人もいるかな
「これってほんとにベースなの?」
ガチです。
ベースにギターの弦張ってたり色々すごいなと思う要素はあるけどこれ見て分かるとおりやっぱりデュオで、ベースとドラムなんだ。
ドラムはマスクの中にマイク付けて歌ってはいるけどハウってこもって…
なんかもうすごいしか言えないよな
ホントそうなんだよ。
ごたごた言える次元じゃないのよ。
少なくとも僕はそう感じてる。
僕は音楽について死ぬほどごたごた言うのが好きだけどそれと同じくらいごたごた言わないのが好きなんだ。
↑これが言いたかった(スッキリ😊
ごたごた言わないというより言えない。言わせないと言うべきか?
そーいうのが好き。
ずるい?でもガチで。
ごたごた言わせないくらいすげー曲を。音楽なんだから「音」で理屈や言葉や意味をぶち破る。
lightning boltの音楽は間違いなく僕の言語の壁を越える力があって、むしろ稲妻となってその城塞をぶち破ってきた。
ググれば歌詞なんかいくらでも出てくる。
読んでもよくわかるようなわかんないような歌詞が出てくる。
でもそんなことより「かっけー…」が先に来て
この音を聴いていたいという気持ちが心を支配する。
人それぞれにとって、その壁が通用しない程の圧倒的音楽があると思う。
それは洋楽かもしれないし邦楽かもしれない。
その可能性は等しくあると思うんだ。
もちろん国によって系統やジャンルの流行りなんかはある。
だけどそんなことじゃ説明できない稲妻のような衝撃はどこで潜んでるかわからない。
それがどこの国にあるかなんて最初から決めつけていいの?
この音楽が好きって気持ちは説明できなくたっていいんだぞ
頭で考える余裕なんてないくらい
ない頭使っても到底わからないくらい
圧倒的なものにであったらそんなの説明できないもん。
音は頭だけで聴くもんじゃなくて、体と心と神経も使って全身で聴くもんだとおもう。
以上です。
そんなlightning boltの新譜から1曲
Sonic Citadel(音の城塞)をぶち壊す衝撃。
最高。