脳内思考の徒然草< 分業 >
村1つあって、自給自足で暮らすとしたら
農家、漁師、大工、、、各家庭が担当の職を持ち始める。
まさか各家庭でそれぞれ生きて行くなんてことないよね。(村の意味ないし)
言わば「分業」。
仕事も作業も分担した方が効率が遥かにいい。
覚えることも遥かに少ない。
大量生産もできる。
いい事ずくめ。
今の世の中だってみんな仕事には担当があって。
野菜を作る農家。農家と店をつなぐ市場。店。
同じ会社の中にも、営業、開発、人事、総務、、、いっぱい。
世の中がそうならまあ多分最善なんだろう。一番いい仕組みなんだろう。。。か?
分業にも欠点があるんじゃないの?
何事も一長一短のはずでしょ。
分業の欠点。需要に対する供給の調整がとても難しい。
大量生産の裏には大量廃棄が隠れてる。
いや。隠れてもいない。我が物顔でのさばってる。
もう一度言う。大量生産は容易。
このコンプラ時代、基本的に売り切れは許されない。
多めに用意。できちゃうんだもんね。
供給より需要が多かった場合、需要分の供給分があった場合の売上と比べると
需要と供給の差×一個あたりの売値=損
需要より供給が多かった場合、供給分の需要があった場合の売上と比べると
需要と供給の差×一個あたりの買値=損
買値<売値
てことだね。
当たり前のことだけど買値(仕入れ値)の方が売値(販売値)より安いから需要と供給の差が一緒の場合、売り切れが出るよりは余っちゃう方が得なんだよね。
でもやっぱ勿体ないよね。
得の裏には損がある。絶対ある。
結局この大量生産-大量廃棄が出来るのは先進国。
少なからず余裕のある人達。
余裕があるからこそコンプライアンスとか言ってられる。
余裕のない人達はそんなこと言ってられない。食べられるものが余ったなら食べる。
客の食べ残し、食べれる。食べる。
コンプライアンスがある限りそれは不可能。
まあ悪いこととは言ってない。
でも僕の中では勿体ないが勝つ。
客が帰った隣の席に唐揚げが残ってたなら食べればいい。
お前は正しい。
この国で正しいとは言えなくても、僕の中では正しい。