2021上半期め耳事情
- あやふわアスタリスク / DIALOGUE+
- レジグナチオン / RAY
- JAPANESE HORROR STORY / situasion
- Slow / black midi
- そこにあったから / MONO NO AWARE
- ストロボメモリー / 内田真礼
- 逆行 / 崎山蒼志
- 音がする / yuigot + 長谷川白紙
- ムーヴ / 諭吉佳作/men
- Pamphlets / squid
- まとめ
あやふわアスタリスク / DIALOGUE+
やっぱりあやふわ
この半年でシングル3つをリリースし1stアルバムのリリースも決定しているDIALOGUE+の私的ベストはあやふわ。(DIALOGUE+入ることが前提かのような口ぶり)
これは案外圧倒的でやっぱりこのタイプが一番好きって言ってしまえばそれまでなのだけど、好きなポイントはいくつもある。
まず冒頭からAメロの間ずっとコンスタントに刻み続けてるギター。ドゥドゥッドゥドゥッ🎸
1つ目にあげるべきがこれなのかは分からないけどこれの存在はめちゃくちゃでかい。
ZAZEN ZONE
なんと言ってもZAZEN ZONE。
曲と8人のクリアな感じとZAZEN ZONEの歪んだ感じが絶妙に融け合っていて独特なスリルが付与されてる。
このめちゃくちゃ好きなリズムどっかで………あ!
覚醒のシャイニーさぴひかり
まなつの落ちサビなどまなつポイントも散りばめられているにも関わらずこの曲の1番やばいのは宮原。ラストの見せ場は流石にすごいもん出てきたなという印象。衣装もまなつ宮原は特に好きでまなつは毎度何故か母みが凄いし宮原は髪型、袖の形状、何をとってもいい。
ただそこじゃない。そこもなんだけどそこだけじゃない。
問題の箇所はZAZEN ZONEの直後。宮原パートの「星空ベンチ〜」これまたコンスタントにジャンジャーンジャーンジャーン…8回ゆっくりと鳴る爆音兵器。
これです。
レジグナチオン / RAY
結成2周年止まることなくパワーが増してくRAY
この半年で1番ライブに足を運んだのはRAYでしょう。
わたくし大注目の、「シューゲーザーアイドル」などと形容される方々。
毎週のように行けるわけではなかったのでRAYのライブ頻度に対して全然行ってない方だったとはいえ白川卒業公演を皮切りにちょくちょく足を運んでる。
新譜がやばい
もう言わずもがな曲がよく、中でも音源が発売されていなかったレジグナチオン、17、わたし夜に泳ぐのたちがすこぶるいい曲で、そのうちレジグナチオンと17の2曲は6/23発売の2ndSingle「Yellow」についに収録ということで激アツ。
新曲も2曲ある中にも関わらず既存の2曲でずっと悩んでいた。それくらいこの2曲は強い。
レジグナチオンとは
レジグナチオンは森鴎外が使った言葉らしく、意味は「諦念」。諦めるというより受け入れる、流れに身を任せるといったニュアンスの思想のことらしい。
レジグナチオン自体に「前向きな」という意味が含まれているのかは調べてもよくわからなかったけど、この曲では レジグナチオン = 前向きな諦念 とされている。
とにかく好き
死んだ僕の彼女というシューゲイザーバンドのishikawaさん提供の淡く儚い世界観に一瞬にして包まれてしまうようなそんな曲。
Bメロの裏拍のリズムがすごい好きで反復横跳びしたくなる。
実はかなりファンの中でも人気、、、ぽい?
この間の披露可能曲全曲配信ではセトリのラストを飾ったりもしたこの曲。デビューから2周年、メンバーの卒業と加入を経て常に進化し続けるRAY。強すぎる。
JAPANESE HORROR STORY / situasion
新曲MV再生回数10万回突破の新時代アイドルsituasion
このグループについては少し前置きを。
混沌とした大変動の年となった2020年年の瀬、What the f××k is this situation situasionとして新時代より登場した6人組アイドルグループsituasion。
そのデビューアルバムdebutanteはTwitterで音楽をディグってた時に偶然目にし、アイドルとは知らずにライブラリに入れたまま数週間放置。
ふと聴いてみるとアイドルグループでポリリズムであったり変拍子であったりかなり僕好みでかつアイドルのかわいらしい声や、いい意味で上手すぎないというかその「らしさ」が個性として際立っていて全体的にカッコよすぎないいい世界観に爆ハマリし、
その後見つけた自己紹介曲の正せよ状況。 でまたもやクリティカルヒットをくらう。
個性的な自己紹介曲
にゃんにゃんきゃぴきゃぴソングかと思いきやなんだこれ🤷
サラーーっとした水のように完全ストレスフリーでただただ心地よく、かつぶちあがる曲。気持ちいい部分を的確に揉みほぐしてくれる凄腕マッサージ師かってくらい欲しい音や聴きたいものだけが高密度で用意されてある。
この曲では何より好きなのが超コンスタントに刻まれるキック。タン、タン、タン、タン…
いやこれに尽きてもいいんだけどこれに尽きるとあっけない気もするので少し追記するなら3ペアの各パートの中で音が増えたりキメが入ったりと聴きやすい変化がありつつキックは基本コンスタントに淡々と。これがいい。
さらに2回のサビ前のソロ。1度目は蒼井輝菜さん、2度目は杏優さん、このグループの6人は声がそれぞれめちゃくちゃ聴き分けやすい印象があるが、特にこの2人は聴き取りやすいし声がいい。本人はコンプレックスに思ってる部分もあるらしいけどこれは普通に自信を持った方がいい。
さらに新たな一手
そーーーーーーーーーーんなつまりは大注目の方々が次に世に放った奇作がKAWARA GIRLS(河原少女)。
overture的インスト曲1曲と新曲3曲の全4曲、和風な雰囲気で様々な音楽的要素と混ざり合い今までの路線からまたひとまわりふたまわりと裾野を広げつつsituasionの貪欲で挑戦的な雰囲気もしっかりと感じられる進化と飛躍のNEW ERA
怪談とフューチャーハウス?の未来融合!
そのうちの1曲JAPANESE HORROR STORY
こいつがなんというかとんでもなく好き勝手。
日本の怪談のような世界観で皿数えたり「ぎゃーてーぎゃーてー」と般若心経の一節が入っていたりといろんな要素がごちゃついてる感じがして、日本人としての日本のイメージというよりは外国から見た日本という印象を受けた。曲の方はプログレッシブでポリリズムでいやなんやこれって言いながら馬鹿ニヤついて聴いてしまう。
以下サウンドPのお言葉
JAPANESE〜のイントロは何やってんのか自分でもよく分かんないまま完成させたしYAMATOYAのドロップはアホすぎて爆笑しながら作ってました
— 磯野涼(NMA) (@notty_ryo) 2021年5月7日
(YAMATOYA = 3曲目のYAMATOYA BEATS)
以下無関係なRAY - 内山さんのお言葉(対バンで初絡みの時のこの名指しツイに湧いた)
エクストロメ‼︎ 有難う御座いました🍛
— 内山 結愛 (@__yuuaself__) 2021年3月25日
situasionさん音がとっても面白くて、またじっくり聴きたいし見たいな😸!
そして最後にインビと正せよがほぼ同時に存在したやばい日の記録
Slow / black midi
UK新世代あちあち
さてこちら。言わずもがな1番ホットなUKロックの大魔神。全人類待望の2ndアルバム「Cavalcade」がついにきたーーーー!!!ということでその話。
この上半期はDry cleaning、Black Country, New Road、black midi と、ここら辺のバンドが軒並み新アルバムをリリースしたという意味でも大変ホットだった。
black midiは今CDショップどこに行っても一面にでかでかと特集されててみんな待ってたし僕も待ってた。
先陣を切ったJohn Lの奇襲
1stアルバムSchlageheimの衝撃から2年。新たに世に放たれた騎馬隊列という名のエリート部隊に打ちのめされた。
ライブとかでは披露されてても日本でなかなか聴きやすいものがなかった中、先行で公開されたJohn L
MVのインパクトはもちろん凄いんだがなんつってもこのプログレッシブアグレッシブパーーンチ!ドゴーーン……ノックアウト👍
John Lしかありえないと思ってた時代が私にもありました。
はいこれです。上半期10選入んのは絶対これ!これしかないだろ!
???「待て」
誰だ!!!邪魔するんじゃねぇ!こちとらJohn L聴くのに忙しいんだ!!!
注意 3:55~4:03少しグロテスクな表現があります(苦手な僕が問題なく見れる程度です。)
???!?!?いやなんじゃこりゃ!!!甲乙つけがたいこれまた最高じゃないか!いやどうしてくれる!終始語彙力()…
てな感じで後からきたSlowに襲われてこうなったわけですが言うまでもなく他の曲もいいです。これは完全に好みの軍配です。はい。
ほかにもDethronedやHogwash And Balderdash
あたりが特に好き。特典でついてたトーキング・ヘッズのサイコキラーのカバーも大好きな曲だしまさしくdope
9月の来日ツアー東京チケ確保できたので何としても開催されることを願っております😖
そこにあったから / MONO NO AWARE
MONO NO AWARE約2年ぶりのアルバムはとにかく豊か
2019年のアルバム「かけがえのないもの」が個人的にかなり好きなアルバムでそこからvo.gt.しゅーけーの髭は伸び、gt.せいじゅんの髪は短くなり時の流れを感じさせつつ2021年。行列のできる方舟というファンタジックでありリアルでもあるなんともMONO NO AWAREらしいタイトルで内容も全体的に優しい印象のアルバムがリリースされた。
ほんとうにアルバム通して好きな曲づくしだけどなかでもそこにあったからの先行リリース当初かなりガッチリハマって狂ったように聴いてたのでこちらを。
なんと幸せな曲、ものはじめからそこにあって、生き物は自分の意思で産まれてくることは無い。ただ、いつまでもみな幸せでいて。産まれてきたからにはせめて幸せでいて。
反出生主義に論破され囚われ、その呪いによって蝕まれている僕にはとても優しい救いの言葉に聞こえる。
ストロボメモリー / 内田真礼
内田真礼にアプデが入った。
内田真礼の2021年一発目の新曲は近年の代表曲的ポジを抑えつつあるyouthful beautifulのRIRIKO提供曲。
真礼さんの音楽面の活動がそこまで活発では無いのが本当にもったいないと思うくらいこの1~2年の歌の変化具合やばくないか?特に低音👉
曲が変化を促してるのか曲が変化に対応してるのかわからないけどバッチリ噛み合ってることだけは確か。
ストロボメモリーの歌い方もライブの時の真礼!って感じがしてとても好み。
逆行 / 崎山蒼志
脳汁ソング爆誕
実写版賭ケグルイのタイアップ曲、逆行。メジャーデビューしてからというものおそらくいい意味でその変化を存分に活かした今までと棲み分けのされた従来型で新型な崎山蒼志という感じ
MVはGOTOさんと2人で向かい合って弾き叩きの組手みたいでカッケー!!!
逆行はギターのスリルと温もりを完全に我がものとした感じの音がとても好き。
音がする / yuigot + 長谷川白紙
コラボに様々なメディアに露出していた半年
今年のぱゅは1月の1stワンマンが5月に延期になり、また7月に延期になりともどかしい思いをしながらも
毎月のように世に放たれるコラボ曲やフライングロータス主催の配信イベントに出演したりシルエットがテレビに初登場したり常に動きがあって目が離せなかった。
コラボ曲はyuigotとの音がする(厳密には昨年末)に始まり、東京スカパラダイスオーケストラとの会いたいね。゚(゚´ω`゚)゚。、諭吉佳作/menとの巣食いのてまで次から次へとtbeの嵐で悩んだけど結果、音がするに。
「音がする」と向き合う
Z会のCMにも起用されたりしたこの曲、「ぼくとこーのよーーーー」が印象的で本人もその部分の歌詞をツイートしたりするくらい耳に残る部分なのだがここが僕も大好き。
僕とこの世の間に全て巻き込んで音がする。この表現…なんて素晴らしい言葉選びなんだ。本人が言葉を意識的に選んでいるかといわれると即答することはできないがまあ「音がする」という音楽においてほとんどの場合の最低条件であるこの事象を飾る言葉としてこれほど感嘆してしまう言葉もなかなかないと思う。
あーーーーーーワンマン楽しみだあああああ
ムーヴ / 諭吉佳作/men
爽やかで落ち着いててDope
諭吉佳作/men初の2枚同時リリースのCD、「からだポータブル」と「放るアソート」。まず何がいいってジャケというかこのCDそのものがいい。
2021年5月26日に、諭吉佳作/men の初CD作品、EP『からだポータブル』・『放るアソート』が同時発売されます。
— 🦪諭吉佳作/men (@kasaku_men) 2021年4月7日
『からだポータブル』には書き下ろしのソロ作品8曲が、『放るアソート』には様々なアーティストさまとのコラボ作品6曲(未発表含む)が収録されます。
ようやく!よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/O95J3ygmig
からだポータブルは本人の個人作。緑のクリアケースで凹凸のある立体的な模様でプレステのメモリーカード思い出す。いい色。
放るアソートはコラボ曲を集めた1枚。全面黒の中身が全く見えない言わばブラックボックスのようなケース。
普通にCDを並べておいておくだけでも目をひく珍しいデザインが超いい。
そして選んだのは外Bと悩んだ末、リード曲のムーヴ。
もちろんぱゅとのコラボの巣食いのてや崎山蒼志、とのコラボ作むげん・などどれもめちゃくちゃかっこいいが
まず諭吉佳作/men本人の作品がめちゃくちゃいいのでからだポータブルからリード曲のムーヴを。
展開もてんこ盛りかつ僕の妹と同い年の17歳とは思えないほど落ち着いている素晴らしい曲。
Pamphlets / squid
UKポストパンクやべー
さて、ラストは先程話題にあげたUKポストパンクシーンの注目株squidのPamphlets。
曲が8分近くと比較的長尺ながら8分フルに使ってどんどん盛りあがっていく。そのレールに1度乗ったら飽きずに最後まで興奮が募るばかり。
アルバム全11曲通して長尺な曲が多いながらもどれもこの曲同様聴いてて気分的に弛む箇所が全くない。この曲がいいのはもちろんだけどこれに関しては特にアルバム通して聴いて欲しい。1曲選ぶならPamphletsなので。
まとめ
以上。めちゃつかれて最後に行けば行くほど口数が減ってますが選曲はどれもお墨付き。
新譜の方だけで疲れたのでこの半年間聴いてた諸々は書かずに終わりになってしまう。
これが僕本人にとって結構まずくて、波がおさまって少し経つと自分が少し前に何を聴いてたか思い出せなくなるので綴るのは本当は大事なんだけど、疲れたので無理。無理。
メモは無粋な気がするのでしません。忘れなきゃ無問題。
おわり。
性から森羅万象
僕の性は男、性自認もまあおそらく男です。
現状、ジェンダーレス論争にはあまり興味がないです。
一見ものいい入りそうな発言ですが、まあいったん保留で最後まで。
僕は○○だからという固定観念があまり好きではないし、最近は固定観念恐怖症かってくらい執拗に毛嫌いしてる。のかもしれない。客観的には自分を見ることは難しいので。かもしれない。にとどまる。
だから男だから女だから、その他○○だから。そんな考えはまあなくていいと思ってる。
でもたぶんある。誰にでもあって、僕にもある。だから今のところ少々意識的にやるしかない。
僕でいうと髪は長いし口から下は脱毛してーなーとかぼんやり思ってたりロングスカート欲しいなーとか思ってたりまあいろいろなこと思っていてもちろんその中で実行してることとしてないことがある。
これは多分すごく当たり前のことで。わざわざここで言うことではないのかもしれない。誰だってやりたいこととやりたくないことと、できること、できないことがある。
だからやりたいことをやりたい人ができるのが一番いいと思ってる。やるもやらぬも自由。ジェンダーレスを越えてその先。越えつつ内包したその先のジェンダー格差に限らず、限りなくこの世に事実として存在するもの以外の全ての格差は無い方がいい。
平等に成功をあたえるわけじゃない。機会をあたえる。または機会を搾取しない。やりたいことやったうえで上手くいくかは本人次第。
この世に事実として存在する格差とは体の性における男女の身体能力的なものだったりもっと広くいえば鳥の中には空を飛べるものもいて飛べないものもいて、僕は今のところ空が飛べない。みたいなこと。
でも男の人が全ての女の人より身体能力が高いわけじゃないし結局傾向があるってだけ。男、女、基本的にその2つの中で生きていた僕が、LGBTQに関心を持ちいろいろ調べ体験したなかで感じたことは、
結局僕は性別よりも詳細に区分されたそのグルーブ全体の性質のようなものでしか理解しようとしていなかったということ。結局個人個人みんな違っていて、思いや感じ方、考え方は同じではない。男ってやつは〜、女のくせに〜、とかと同じで、レズの人はこう。ゲイの人はこう。という感覚で理解しづらいものを性質として捉えようとしてしまっていた部分があったのかなと。
これは僕が昔から嫌っていたはずの事だった。動物の生態は確かに存在するだろうが、動物番組などで種族で一律にこうですとしてしまうのに違和感があった。ワンちゃんとかに勝手に感情表現のテキストを貼っつけるテロップもなんか好きじゃなかった。
僕がやっていたのは少なからずこれだったのかもしれない。
とまあこんなことを経て、なにかとグループ分けしてラベリングして、マクロ的にこういうものだとしてしまうのは問題が生じるというかやっぱりミクロで見るとそれぞれ誤差が生じるよねっていう話でした。
マイベスト2020番外編
マイベストの記事を出したんですが
今回は今年どハマりしたけど新曲がでてなかったためにマイベストに入れられなかったバンドやら、曲というより人を語りたいという感じのバンド・アーティストを
これまたさらっとさわりだけ
綴りたいなと思ったしだい。
nuance
まずはアイドルさんから。nuance(ヌュアンス)はふと聴いたタイムマジックロンリーという曲が衝撃すぎて聴きあさったらまあ名曲揃いで
実は今年brownieというすごいアルバム出してて、その中のai-oiはほんとにギリギリまで入れるか悩んだんだけどあれはTOP10というより10種の詰め合わせにしたかったから多様性をもたせるために入れられなかった。
ハーバームーン、雨粒、悲しみダンスなどが特に好きでオススメ。
グーグールル
RAY、nuanceと並んで今年よく聴いたアイドルの1組。
・・・・・・・・・や代代代などいろんなのを聴いてみるきっかけはこのグーグールルのM.M.Dという曲をApple Musicがたまたまオススメしてきたことだった。
これもめちゃめちゃ興奮した。完全にファンクのノリ。作曲者がベーシストらしく音の主役が常にベース。
脳天ぶん殴るような大音量のベースに合わせて軽快なギターのカッティングと細かな16ビートのリズム。どこをとっても完全にファンク。きもちいいいい
イントロ出だしからめちゃくちゃカッケーベースが終わりまで一生なり続けるだけの幸福
歌も肩の力の抜けた軽やかな感じでとてもノれる。
猫を堕ろす
これもまたApple Musicさんの唐突な推薦によりでくわしたとんでもない化け物。
Sound Recruiting / 猫を堕ろす 【Official Video】
これをポップと言わずしてなんと言う。ポップオブポップ!キング・オブ・ポップを見つけてしまったとさえ思った。
まずこの男女ツインボーカルがとてもポップ。
リバーブぐわんぐわんなシンセが超ポップ。
詩や動画の世界観までポップ
三拍子揃ってぶっちぎりでポップ。
バンドの説明欄にはシニカルポップバンドと書いてあった。
どういう意味なのか分からんかったのでシニカルの意味をググった。
シニカルとは
冷笑的・嘲笑的な様子や皮肉な態度を表す言葉。
(ここから妄想)
そうか、このバンドはこの世のポップにポップをぶつける。
ポップへのアンチテーゼとしてのポップ。
曲を聴いている僕はただの妄想に納得してしまった。
Twitterのbioには「ポップスを追求」とだけ書いてある。
再生回数見て驚愕だったな。こんなポップのイデアが世に浸透してないことが驚きだった。
シナプス、あなたにとって、The Cats Are Alrightなど好きな曲はいっぱいあるし、リミックスverも豊富で楽しい。
PENs+
ぺんず。きっかけは覚えてないけどいつからかずっと聴いてる。
sajou no hanaのドラムの方がPENs+の現メンバーということを最近知ってメールを送ったら高校時代のキタニタツヤは学校を休んでPENs+のツアーについて行ってサポートとしてベースを引いたことがあるらしい。透明な箱も1分間にサビが2回きたりと目まぐるしい曲だけどPENs+の曲は目まぐるしい変拍子曲が多く、マスフェス(マスロックのフェス)とかにも出演してたりしてて、
目まぐるしいのに歌声も曲の雰囲気も爽やかよね。
高校時代の俺らのヒーローみたいなバンドだったと、キタニタツヤが言ってたけどこりゃヒーローになるわ。
ライブ行きてえと。ばかり思う。
ちょっと前にボーカルの方が出した英語学習本が大ヒットしております。
本もバンドもぜひ。
こんな所で、ほんっっとにどうしても書きたかったのはこのあたりです。
最後に家ろだけ聴いて。
またいい出会いがあればいつか。
マイベストテン in 2020が完成しました。
今年はゆっくりといろんな曲を聴く時間が取れたこともあり、僕にとっての新旧にかかわらず全体的に練度を挙げられた年だったと思う。
去年も総括的なブログを書いてたんだけど結局あげずに消したのはなぜだったか
多方面のいろんな時代のいろんな曲をディグってたから今年マジで絞れん。
上半期の候補曲だけでもこんだけあるし下半期もよかったら
10まで絞るのはもう無理そうなので、基本的に邦楽に絞ってやろうかなと。
一応10になりました。
- ぬか漬け (アバンタイトル)/ 大塚紗英
- Ponzu saiko(Music For Working Out)/ Aiming For Enrike
- samidare(samidare)/ 崎山蒼志
- シー・チェンジ(夢の骨が襲い掛かる!)/ 長谷川白紙
- Screaming Dove, Pt. 1(Screaming Dove)/ Merzbow
- Hypnosis(青嵐のあとで)/ sajou no hana
- ぐっばいおぶじぇくしょん(CUE! Team Single 06 NAZO-NAZE Jumping!)/ AiRBLUE Wind
- 大冒険をよろしく(DREAMY-LOGUE)/ DIALOGUE+
- Blue Monday(Pink)/ RAY
- untie(deep blue)/ sora tob sakana
ぬか漬け (アバンタイトル)/ 大塚紗英
これは単純にベース濃いめのいい曲。前にも一度ふんわり書いたので同じようなことになっちゃうけど、
音色が5年前くらいのよく聴いてた頃のボカロ曲ぽいなと思ってる。
普通に作曲、編曲、歌のテーマどれとっても手堅くて選ばざるを得ないかなと思わせる曲。
このアルバム自体かなり好き。
Ponzu saiko(Music For Working Out)/ Aiming For Enrike
邦楽に絞ったはずがどうしても入れなければならなかったのがこれ。
他言語縛りと考えればインストだしセーフ()
アルバムが名曲ぞろいの中でじゃあ何入れる?ってなったときに日本人だしポン酢好きなのでやっぱポン酢かなと。
Aiming for Enrike - Ponzu Saiko | Live Session SaSE
阿形&吽形。
samidare(samidare)/ 崎山蒼志
崎山蒼志の五月雨が入れられるならそりゃ入れるよ。
代表曲の五月雨。僕も大好きで
今年初めて生で見れたのもあってメジャーデビュー発表はうれしかったー😆
First Takeのほうが生感あっていいかな。
このバンドアレンジ、賛否あれど僕は大好きなので
崎山蒼志 Soushi Sakiyama 「Samidare」 MUSIC VIDEO
来年のアルバム楽しみだなって話。
関係ないけど感丘を聴け 。
シー・チェンジ(夢の骨が襲い掛かる!)/ 長谷川白紙
長谷川白紙 = ぱゅ
夢の骨が襲い掛かる!の中の唯一のぱゅ曲。
周りのクセ強有象無象に引けを取らん神曲。
この曲、クセという意味ではぱゅの中でも薄くて接しやすいかもしれない。
ほんとにただの神曲なんだよな。ほんとに。こころを掴まれ揺さぶられるという意味ではぱゅ曲のなかでも相当高いほうかなと思う。
世界観は完全にぱゅのものなんだけど、他の曲より鮮明に、クリアに見える。解像度が高い。
長谷川白紙 - シー・チェンジ (Official Music Video)
ぱゅにはほんっとに今年お世話になりました🙇♀️
Screaming Dove, Pt. 1(Screaming Dove)/ Merzbow
今年ノイズ方面にも結構掘ってって、そんな中日本を代表するノイズの人の一人なのは間違いないかなと思うし
一番聴いたノイズはMerzbowなのかなって。
どのジャンルにも言えることだけど特にノイズはまあ好きな人が楽しめばいいと思ってるしたいていの場合聴けない人のが多い印象あるけど
一応聴いてみてほしい。音量注意!
Hypnosis(青嵐のあとで)/ sajou no hana
sajouも今年初めてライブ行けたし、Peopleとのツーマンだったのでライブめちゃくちゃ楽しかったなーという思い出もあり、新曲も良曲ぞろいだった。
中でも好きなのがHypnosis
イントロのレコードノイズみたいなのがプツプツ鳴ってる(←超好き)ところから一気にドンッ!
とにかくまあノれる。めちゃくちゃノれる。
この起伏の薄い感じ、常に等速運動な感じがとてもよい。
sajouの中でもあんまりない渡辺翔関わってないキタニタツヤ作詞作編曲の曲。
最近キタニさん僕の耳と相性いいのかもしれないと思ってきてる。
ぐっばいおぶじぇくしょん(CUE! Team Single 06 NAZO-NAZE Jumping!)/ AiRBLUE Wind
次世代声優育成アプリCUE!から流石に一曲選ぼうとなったときにこんなに悩むものなんだな
結果:ぐっばいおぶじぇくしょん
これなあ...
まずこの曲おしゃれな雰囲気がめちゃくちゃ漂ってて、これの雰囲気を作り出せるのは花鳥風月の中でも風組しかいないよなっていう感想があって
それとCUE!の曲は全組いい曲ばかりなんだけど、風組の曲は手堅く強い曲が多いなという印象で、このシングルのA面はアニソン界では定評のありあまり溢れる大人たちによる超あがる曲だし、おそらくCUE!のファンの中でも人気が高いだろうと予想される。
そんな曲の裏面がどんな曲かというとJust the two of us進行と呼ばれるオサレ進行で、まあ僕に限らずみんな大好きだとは思うけどこれが使われているものに僕はめちゃくちゃ弱い。
丸の内サディスティックとかキラーボールとかいろんなところで聴くやつ。
最近流行ってる曲やたらこれ多い。
大冒険をよろしく(DREAMY-LOGUE)/ DIALOGUE+
マジで何を書けばいいのかわからん。曲については言わずもがな。
DIALOGUE+が入るのも当然のことなので 主に選曲理由を。
今年のDIALOGUE+の新曲の中でただ好きな曲といったらトーク!トーク!トーク!になるはずなんだけど、大冒険をよろしくは国民全員の大正義であるというのはゆるぎない事実だと思うし、今年焦らされまくってて、まだ僕らは冒険できてないというところからはよ聴きてえという願望も込みでこれ
【MV full size】「大冒険をよろしく」【DIALOGUE+】 Mini Album「DREAMY-LOGUE」
大冒険させろ
Blue Monday(Pink)/ RAY
とにかく名盤。
2020年はsora tob sakanaやamiinAの解散があったり、GEMS COMPANY、フィロソフィーのダンスのメジャーデビューやらDIALOGUE+のTIF出演やら僕が聴いてた数少ないアイドルさんたちにいろんなことがあって
それに加えて色々掘ってもいて、・・・・・・・・・(ドッツトーキョー)とか聴いてた流れで知ったんだけど、そもそもアイドル × シューゲイザーってのが物珍しくて目を引かれて、触れたら何より曲がいい。
RAY - バタフライエフェクト/Butterfly Effect (Official Music Video)
オサカナとかヤなミュとかカッケー曲と少女声がベストマッチなのが好きなんだけどRAYも同じ類。大好きな類。
アメリカのシュゲバンドから曲提供されたりガチ感すごい。
シューゲイザーだけじゃなくてアイドル × ???の異文化化学反応を大事にしてるらしく、エモとかハードコアなんかとも融け合って………Pinkというとんでもねえアルバムが出来上がっている。
ドッツの運営チームが運営してるらしい。
RAY - 世界の終わりは君とふたりで/The End of The World with You (Official Music Video)
これもマジで大名曲。グレンラガンが始まりそうな、空色デイズみたいなイントロがワクワクさせる。
どの曲聴いてもいい曲しかないしどの曲か悩んだ結果、Blue Mondayにした。
イントロから超好きこれ。
この記事を書くにあたっていろいろと調べなおしていたらこの曲はアイドルにエイフェックスツインをやらせるをコンセプトに作られたんだとか
楽しそうな提案ですね🦑
アイドル現場にはコロナ仕様のうちにいろいろ行っときたい。
追記:この記事を書いてる最中、白川さやか卒業だそうで。
内山さんの楽曲解説配信で「将来的にメンバーが減ることがもしあったら体力、歌唱などあらゆる理由でキツい曲が多すぎる」的なことを言っていて、まあ頷けるし、現にもうすぐそうなってしまうらしい。行けるだけ行く事にする。
untie(deep blue)/ sora tob sakana
本当にありがとうございました。サカナ解散はどこかでそろそろかと思いつつ、やっぱり驚いて残念に思ったこともあったけど素晴らしい最期でした。
全曲披露のラストライブのラスト。とても清々しい顔でuntieを歌い、3人で輪になり、笑顔で見つめ合いながら煙の中に消えてったあなたたちの残像が、今でもはっきりと脳におります。
サカナの一番最後の曲。みんなバラバラに別の歌を歌っているようでたまに重なり合って最後はそれぞれが別のほうへ飛んでいく、untieというタイトルのままに解き放たれていく三人の最後の奇跡。
てな感じで来年もいろんな出会いが楽しみだなってことで終わり。
は゜ゅヒ゜
数ヶ月前に書いたこれ
長々と書いたけどこれは虚構であったと言わざるを得ない。
僕はこの中に絶対に載せなければいけない1人に一切触れなかった。長くなる気がしたから。
急上昇の具合、その傾きと言ったらこの上ない。
そんなぱゅのことを今ここに書こうと思う。
ぱゅ。
正式にはぱゅピ。
世間では長谷川白紙(はせがわはくし) 。などという名で呼ばれていたりする。
ぱゅはひらがなでピはカタカナらしい。なぜかは知らんけどピはピンクフロイドのピなんだとか。
なぜ今頃になって書く気になったかというとぱゅのCDを買いまして(もう2ヶ月前の話)
というのも新宿のタワレコに行ったら
でかでかとぱゅコーナー()があって
ジャケ写のステッカーが付いてくるというので持ってなかったし買うかと
散々お世話になってるし買うかと
思った次第で。
いざぱゅについて書くといっても何書いていいか実はあまり浮かんでなくて
ただずっと聴いてるし
僕が買ったこの子達はとてもいいものなのでとりあえずスリムに書きます。
ぱゅはたしか
- 僕の1個上。
- 現役音大生。
- 曲に合わせてキーボードを弾きながら歌ってる人。
- すんごい声がか細い。
去年発売した「エアにに」がCDショップ大賞2020に入賞した。
この入賞のおかげで今僕は毎日聴けてるので実にありがたいことで。
CDショップ大賞はCDショップ店員の投票で選ばれる年に1回の賞で
初代の大賞が相対性理論の「シフォン主義」だったはず。
まぁ紛うことなき大名盤なので至極当然。
なんと言っても代表曲のLOVEずっきゅんが入ってるし、相対性理論を代表する1枚。
LOVEずっきゅんが強いのは言うまでもないけど、その他のラインナップもスマトラ警備隊、夏の黄金比と強者ぞろい。
そもそも5曲しかないので残りの2曲ももちろん強いいわば最強スーパー戦隊。
シフォン主義とか言って緩いのかお堅いのかよくわからないタイトルだけど、それは内容も同じで、
唐突に「やってきた恐竜 街破壊♪」から始まりSF超大作かと思いきや「CIA,KGB,FBIに共産党の陰謀よ♪」
相対性理論の世界としか言いようがない。
そしてあまりにも強く印象に残るこのジャケ。あー超相対性理論の話したいけどこのくらいでやめんと
そんな相対性理論のLOVEずっきゅんをぱゅがカバーしてるんだけどそれはもう少し後で
まずはエアににの話。
時系列的には先に草木萌動あるいはアイフォーン・シックス・プラスの話からとかになってくるんだろうけどまあ細かいことは置いといて
なんといっても初手1曲目。「あなただけ」。
これを再生した瞬間、イントロを聴いたその時、このアルバムへの期待値は爆上がりした。ワクワクが止まらなかった。
ジャズ風だけど唯一無二の…あぁ、なんというか…
ぱゅの世界に呑まれる。
そのまま流されるように「o(__*)」から「怖いところ」……………気づいたら終わってた。
特にイチオシは「砂漠で」。
この曲の話をしたいのに驚くほど言葉が出てこない。
リズムずらしてるシンセとか転調だとか言えることはあるんだろうけど
野暮というか、わざわざ言葉に変換せず音楽をそのフォーマットのまま受け取って欲しいなと心から思う。
結局言葉によってこの世界を表現することはできないので、入り口を示すことに徹底しようと思う。
(そもそも音楽を言葉によって表現するのには限界があるし、僕はその能力が劣っている)
ぱゅの曲はどれもそう思っちゃうほど強オリジナリティというか世界観形成能力とその支配力が桁違い。
他にも「蕊のパーティ」とかは遊んでるみたいな緩い浮遊感があって、どこかぱゅも楽しそうだったり。(実際感情なんて一切読み取れないけど)
遊びたいから遊ぶ。疲れたから少し休憩する。でも遊びたいからまたちょっとダラダラと遊ぼっかなみたいな、そんな感情の色みたいなものを音から感じた。
今の時代こんな曲が教育テレビとかで流れてそうだなと思った。多分子供の頃Corneliusの音が大好きになったのと同じ感じでストレスなしに子供に届くんじゃないかと感じたから。(ほんとにそうだろうか?)
そういえばどのCDの帯か覚えてないけど小山田圭吾(Cornelius)の推薦文が載っていた。
Corneliusの話もしたいけどどうせ後で出てくる。
そして現れた「悪魔」といいう曲。これはめちゃくちゃすごい曲なんだけど冒頭29秒では絶対に伝わらないな。
『悪魔』という曲は簡単に言えば20拍子(5*4の分割に移行)→21拍子(3*9の分割に移行)なのですが、それも完璧に汲んでくださっていて、尚且つツインドラムで重層化されたリズムの重要な拍点も全て把握した上で一つの譜面として切り替えのギミックが随所に起こっており、まさに職人技ですね…嬉しすぎる
— 長谷川白紙 (@hsgwhks) 2020年10月4日
本人が簡単に言ってこんなもんなんでもう聴け!が最適解なんじゃないかとも思ってるけど感想を述べるとすると、
夢の中の宮殿にいるみたいな前半からだんだんとノイズがのってくる。これは音楽の中の雑音という意味じゃなくて夢見心地な感覚を現実に引き戻すような、夢が不安定になるような展開という意味。
中盤。夢の世界はみるみるうちに混沌としてくる。そして、、、混沌としたまま夢の中なのか外の世界なのかわからないあいまいな場所まで誘われて取り残される。
といった超感覚感想になってしまう。
このままでは結局ほぼ全曲レビューみたいになってしまうので「エアにに」はこのくらいで。
「エアにに」はぱゅの中でも特に聴きやすい部類かなと思う。
そんなに種類があるわけではないけど、普段主にポップスを聴く人でも一瞬の驚きはあれど、割とすんなりと聴けるのがぱゅの魅力でありすごいところのひとつだと思うし、
そのなかでも「エアにに」は特に全体的に疾走感もあるし音が凝縮されているのでいいかなと。
では次に「草木萌動」。これは全6曲がそれはそれはバラエティに富んでいて、なんといってもとんでもないカバー曲が入っている。
「キュー」
そう。あの「キュー」をカバーしてる。
もちろんジャパニーズテクノポップグループ「Yellow Magic Orchestra」通称:YMO
の「キュー」。
YMO知らない?いやそんなはずは無い。
ほら。全人類が知ってる。脳じゃなく耳で覚えてる。
日本で初めてヒットしたインストアルバム(ほぼ)とも言われてるこのアルバムは必聴。
まあとてつもなく人気な天才集団の結構有名なエピソード付きの楽曲。それが「キュー」ってことで覚えておいてください。
カバーはそもそもある程度カバーをする意味がなければいけないと思っている(異論は認める)。
同じすぎて劣化になっても意味が無いしわざわざ人の曲をやるならそれなりに意味が必要だと考えてるのだけど、これのカバーはまあ凄かった。
「キュー」はたとえば先程出たCorneliusがカバーをしてる
この人がまずYMOのサポートとかしてるってのもあって納得できるし曲としても完全にCorneliusの色にはなってる。
言い方を変えると同じ塗り絵を違う色で塗ったようなカバー。
これもとても好き。
次にぱゅの「キュー」を
このジャケットのごとく、同じ塗り絵なのに輪郭ぐにゃぐにゃしてるようなそんなアレンジ。
これはやる理由しかないでしょ。最高じゃんこれ。
他の曲ももちろんいいんだけど(何度だって言う)
この曲聴いて脱帽でした。
あまり長くしたくないので最後に最新アルバムの話を少しして終わる。
最新アルバムは自身の新曲が1曲だけ入ったカバーアルバム「夢の骨が襲いかかる!」
カバーしてるのはんoonとかサンボマスターとか我らが相対性理論とかぱゅが好きな曲をただカバーしたアルバム。
もちろん相対性理論のカバーの話。
カバーしてるのは相対性理論の1番有名な曲「LOVEずっきゅん」
最近ではTik Tokの影響で「チャイナアドバイス」が一気に有名になったとはいえ、相対性理論といえばやはり「LOVEずっきゅん」だろうな。
(上にも貼ってた)
この曲もまあやっぱりやくしまるえつこの個性があまりにも強くて普通に歌ってもこの曲の良さは何も出ないだろうしカバーするのは大変そうだが、ちゃんとまた期待を裏切らないものになってる。
開いた口が塞がらんかった。
ぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅぱゅ(大爆笑)
— 長谷川白紙 (@hsgwhks) 2020年12月3日
大冒険をよろしくお願いします
DIALOGUE+JAM vol.2が終わり、久しぶりの生ライブということだったり久しぶりにお友達に会ったりとかまあ思うことは多方面に多々あるわけですけどほんとに形式の感想だけ少し
まずはなんだかんだ両部行けてよかったなってのが個人的にあって、数日前に両部行けることになったけどその前色々あったのでね。内心とても不安で、一通りのチケの当落が終わった後はどこか暗い気持ちになることも多くあったから結果的には行けてよかったなとまず1番に思う。
行きたい気持ちは行きたい気持ちでしかないというか、純粋な動機に折り合いをつけるというのが無理ゲーのようなところはあるので、どうにもならない現実の中で折り合いを付けないことにはどうしようもないのに、僕はそれがとても苦手なこともあり、大変だったなと振り返って思う。
それが駄々をこねるような感情だけをぶつけるような動機だったら僕は論理を持ってこの感情を制すしそれは恐らくとても容易いんだけどまたこの曲者に出会した時どうすればいいのか。の答えはまだ持ってないので不安ではある。
さて。ライブの内容については曲のことをどうこう言うのはカバー中心のライブなので
好きな曲が多ければ満足度は上がり、少なければ下がるというのが多かれ少なかれあるかなと思うのでいらんかなと思っております。僕は満足しています。
1.まず最初のアナウンスでクラップや足踏みなど説明だけじゃなく実際にやらせた点とその後のWE WILL ROCK YOU
これはめちゃくちゃいい。今回のレギュレーションがほとんど皆等しく初めてな中、着席スタイルでどれくらい好き勝手やって良いのかという部分を誘導しながら解消していった。
アナウンスのメッセージとしてはとにかく好きに叩いて蹴ってやってくれ。それだけだったけど明確にそのメッセージを伝え、直後のWE WILL ROCK YOUで実践的に音を出させる。
これによって客のリハは完了してしまうという流れ。運営が促すことによって場のスタンスも決まるしいいことしかないんじゃないかなと。
結果的に立ち見とは違い、尻や腰が地に着いているので両手両足頭と5つの部位を全て使って暴れ、叩き、打ち、鳴らし、盛り上がることが出来た訳で、疲れ方としても差があったけど疲れ具合という意味では立ち以上かもしれん。
前見れないのは明らかに座ってた方が見れない。夜公演はとてもショッキングなことにステージの記憶が本当に少ない。
これは配信があるという安心感もあるだろうが明らかにできることが多すぎて頭に限らず全ての部位がフル稼働で動くことができる状況で頭が止まっていられるかというと無理な話だし。
それにそこまで近いわけでもないし表情も見えない程ならまあいいやというスタンスではあるので悔やんでいる訳でもない。
2.マスクきつい
マスクつけたままってのはほんとにキツかった。
息が上がってくるとやっぱり苦しくなってくる。特に自分の汗や熱気みたいなものでマスクが湿ってくると通気性は悪くなり、更に息はしにくくなる。
利点としては髪を食べないこと。どんなに髪が乱れても口に入ることは無いし、髪はベタベタにならないし(結局汗でベタつくし絡まるけど)
そこは利点。外から中だけじゃなく、逆も然り。
よだれが放出されてもマスクの中でとどまるのでとてつもない不快感を感じるのは自分だけ。後でそっと交換すればそれでおしまい。素晴らしい👏
そもそもオルスタでもないそんな普通の立ち見で、よだれが出るほど暴れるかと言われるとそんなことは起こらないとは思うけどDIALOGUE+さんのことなので胸を張って否定もできない。
単純に汚いのでマスクガードはよだれ散布に対する公式対策案としてこれから検討します。
まあ先のことも色々教えていただいて、新曲もまた増えるわけですが、そんなことより(そんなことで片付けるにはあまりにも巨大だが)
いつまで経っても生爆音でワイワイできないので、できるだけすぐワイワイさせて欲しいなと思う次第です。
その分ほかの曲聴けてるという事実と満足感、高揚感によって耐えてるなう。
また、今回のライブはもちろん好きな曲もあればそうでは無い曲もあったので、
いつか訪れるのだろうDIALOGUE+ワンマンライブ……恐ろしくてしょうがない。
絶対あの人ここまで考えて言ってないけど
「この先まだまだ辛いこといっぱいあるしその若さで絶望は甘いよ」
この時点で僕の負けは確定したのかもしれない。
仮に将来僕の家族が全員殺されるほどの絶望案件が起きたとして
(僕の例えによく死が出てくるのはそれがひとつの究極だからという点で扱いやすいというだけ)
その現実に絶望していると、ほらね?と言われるだろう。
仮に僕がそのショックに余裕を持って耐えたとすると、君は心が強い人なんだね。と片付けられてしまいかねない。
これは負け戦なのか
最初のあの言葉を受け入れたら今の僕には勝ち筋が見えない
あの言葉を否定するには経験が足りない。
この負け戦のロジックを突きつけたら僕は勝てるのか?